「ライブコマースを始めたいけれど、どこのプラットフォームを使えばいいのだろう?」
ライブコマースに挑戦したいと思ったとき、プラットフォーム選びで悩む方は多いのではないでしょうか。
たくさんのプラットフォームがあるため、どれを選べばいいか迷ってしまうのも無理はありません。
この記事では、ライブコマースができる主要プラットフォームを8つ紹介します。
SNS型

まず紹介するのは、SNS型と呼ばれるプラットフォームです。
TikTok Shop
TikTokには2025年6月に日本でサービスを開始したTikTok Shopというライブコマース機能があります。
ライブ配信中に商品リンクを表示し、視聴者はアプリ内で購入できる仕組みです。
TikTokの主なユーザー層は10代~30代と若く、トレンドに敏感な利用者がたくさんいます。
ファッション、美容、ガジェット、食品など幅広いジャンルの商品が取引されています。
Instagram Live
Instagramは元々、写真を上げるSNSとして始まりましたが、現在ではリールやストーリーズなど動画コンテンツが増加しています。
Instagram Liveでは、ライブ配信中に商品タグを表示でき、視聴者がタップすることで商品詳細ページにアクセス可能です。
通常投稿やストーリーズと連動させることで、ライブ配信前の告知や配信後のフォローアップがスムーズに行えます。
Instagramの主なユーザー層は20代~40代で、ファッション、インテリア、コスメ、ライフスタイル商品との相性が良好とされています。
YouTube Live
YouTube Liveは、YouTube内で利用できるライブ配信機能です。
YouTube Shoppingの機能を使って商品リンクを設置したり、動画内に商品タグを表示したりして視聴者を購入ページへ誘導できます。
YouTubeは、TikTokやInstagramと比較して年齢層が高く、購買力のあるユーザーが多いため、高単価商品や専門性の高い商品の販売に向いています。
また、YouTubeの視聴者は長尺コンテンツを見る傾向が強く、家電、ガジェット、楽器、趣味用品など、機能や使い方を詳しく知りたい商品紹介で効果的とされています。
ECモール連携型

ECモール型は、大手ECプラットフォームが提供するライブ配信機能です。
楽天ライブ
楽天ライブは、楽天市場に出店している店舗が利用できるライブコマース機能です。
配信中に紹介した商品は、視聴者の楽天アカウントのお気に入りに追加されたり、買い物かごに入れられたりする機能があります。
楽天ポイントの仕組みとも連動しており、ポイント還元キャンペーンなどを活用した販促が可能です。
視聴者層は幅広く、日用品から家電、ファッション、食品まで多様な商品が扱われています。
既に楽天市場で店舗を運営している事業者にとっては、追加の集客手段として導入しやすい環境です。
Amazon Live
Amazon Liveは、世界最大のECサイトであるAmazonが提供するライブストリーミングサービスです。
Amazonプライム会員という巨大な顧客基盤にアクセスできることが大きな強みです。
日本でのサービス展開はまだ発展途上ですが、Amazonで販売している商品を紹介できるため、既存のAmazonセラーには魅力的な選択肢となるでしょう。
視聴者はAmazonアプリやウェブサイトから配信を視聴でき、気に入った商品があればAmazonの買い物かごに追加できます。
特に家電、美容家電、キッチン用品、書籍など、Amazonで人気のカテゴリーとの相性が良好です。
Yahoo!ショッピングLIVE
Yahoo!ショッピングLIVEは、国内大手ECモールであるYahoo!ショッピングが提供するライブコマース機能です。
Yahoo!ショッピングに出店している店舗が利用でき、PayPayポイントの還元など、Yahoo!経済圏との連携が強みになっています。
視聴者はYahoo!ショッピングのアプリやウェブサイトから配信を視聴し、そのまま購入手続きに進めます。
商品ジャンルは幅広く、ファッションから食品、日用品まで多様な商品が扱われています。
定期的に開催されるキャンペーンやセールと連動させることで、視聴者の購買意欲を高める工夫ができます。
アプリ型

17LIVE(イチナナ)
17LIVEは台湾発のライブ配信サービスで、2023年7月よりアプリ内ライブコマース機能「イチナナショッピング」を提供しています。
配信視聴から商品購入・決済までアプリ内でシームレスに完結できるのが特徴です。
企業の商品だけでなく、ライバー自身の商品を販売することも可能で、投げ銭機能とは別の新たなマネタイズ手段として活用できます。
アクティブユーザーは10代〜20代が中心でエンターテイメント性の高い配信文化が根付いており、配信者と視聴者の距離が近い雑談中心の配信スタイルが主流です。
SHOWROOM
SHOWROOMには「らくうるカート」を活用したライブコマース機能があり、配信画面から商品を購入できます。
ただし、現状は審査に通過した販売者(企業)のみが利用可能となっています。
ヤマト運輸と提携し、生産者・事業者がライブコマースの配信者「コマースライバー」となって商品を紹介する販売支援の取り組みを実施しています。
ユーザーの年齢層は20代〜40代を中心に幅広く、乃木坂46やAKB48などのアイドル、吉本芸人などの有名人による配信が行われています。
ライブ会場のような臨場感を演出する独特の配信スタイルで、視聴者もアバターとしてステージ下に表示されます。
一般ライバーが商品を販売できませんが、企業案件としてライブコマースに起用される可能性があります。
まとめ
ライブコマースができるサービスは、SNS型、ECモール連携型、アプリ型に分類され、それぞれ異なる強みがあります。
とりわけTikTok Shopは、初心者でも始めやすく、今最も勢いのあるプラットフォームとして話題なのでぜひチェックしてみてください。
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